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計量トレーサビリティと校正
計量トレーサビリティ | 校正 | 国際相互認証の仕組み | 校正証明書 | |||||
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校正校正はJIS Z8103 :2019では下記のように定義されています。
校正結果の評価(一次)校正結果は、合否判定結果ではありません。そのため、校正結果を受け取ればそれで終わりというわけではありません。
定期校正に対する要求トレーサビリティの要件の1つとして、校正周期を定める必要があります。校正証明書の測定結果は校正時点での値であり、将来的な測定結果を保証するものではありません。そのため、定期的に校正を行うことで、使用環境や使用状況の変化、部品の消耗・劣化、その他様々な変動要因が測定結果に影響していないかを確認することが求められます。ISO 9001:2015では校正状態の識別を行い(校正実施日、有効期限のラベル表示)、確実に定期的な校正を行い、管理するための仕組みづくりが求められます。 校正周期校正の周期は、用途や測定システム、環境などを考慮して、お客様で決めるものです。 校正結果が社内基準から外れた場合ISO 9001:2015では、「測定機器が意図した目的に適していないことが判明した場合、組織はそれまでに測定した結果の妥当性を損なうものであるか否かを明 確にし、必要に応じて、適切な処置をとらなければならない。」と明記されています。つまり校正結果が社内基準から外れた場合は、過去に遡り当該計測システムを用いて行った検査の結果の有効性を検証・評価する必要があります。最終的には生産している製品への影響を確認をする必要があります。 中間チェックの重要性中間チェックとは標準サンプルを使用して定期的に測定することで、測定システムの状態及び、得られる値を確認することです。中間チェックを定期的かつ適正に行っていれば、たとえ、結果が規格から外れた場合でも、遡る期間が短かくなります。
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