アプリケーション
一般的に、ネジには締め付けることによって複数の部品を接合させる機能が期待されます。接合する機能を実現するためには、緩まないような静止抵抗の大きさが求められ、表面粗さを適正に管理する必要があります。精密機器に使用されるネジは、測定エリアが微小で、これまでの評価方法では測定が困難です。加えて抵抗値を管理するにはこれまでの線粗さ測定ではなく面粗さ測定が求められます。
オリンパスのソリューション
オリンパスの3Dレーザー顕微鏡LEXTでは、ねじ山・溝形状やピッチ、ねじ山の高さ、フランク(斜面)の角度などの3次元形状を評価できるほか、接触面の抵抗に影響する表面の粗さの測定も可能です。またステッチング(画像連結)モードを使い広視野観察も実施可能です。
精密ネジ全体3D像 対物レンズ10x ズーム1x ステッチング | ネジ谷部表面粗さ 対物レンズ100x ズーム1x |