OmniScan™ファミリーに新たに加わったメンバーのご紹介
目に見える自信。 これは、当社が新しいOmniScan X3探傷器を紹介する際に使用しているフレーズです。 意味をご説明します。 検査でユーザーの判断が正しかったという認識にOmniscanが自信を与える要素は、画面上で見えるものの高い信頼性であることを示す当社の表現です。 OmniScan X3探傷器には、高品質で精細なイメージング機能に加え、画期的なシミュレーションや可視化ツールが満載です。現場で検査内容を検証・確認することができます。 MX2の単なる機能改善版ではなく、包括的な超音波フェーズドアレイ探傷製品です。 高性能のイメージングおよび分析機能で、欠陥を見逃しません。
切り替えをお勧めする5つの理由:
1. 百聞は一見にしかず:トータルフォーカシングメソッド(TFM)画像で際立った明瞭さの利点を享受できます。 OmniScan X3探傷器の高度なTFM処理には、標準TFM画像から音波振動を消去するライブエンベロープ機能が含まれ、画像解釈が容易になります。 エンベロープ機能により、粗めのTFMグリッド解像度を使用でき、確立した許容誤差(2 dB)を下回る振幅忠実度が維持されます。 グリッド解像度を粗く設定可能で、エンベロープの計算負荷の重さを補って、データ収集速度を上げることができます。 画像から見て取れるのは、反論の余地のない結果です。
エンベロープなし、グリッド解像度0.07 mm、振幅忠実度1.7 dB、データ収集速度10.6 Hz:HTHA欠陥
ライブエンベロープあり、グリッド解像度0.15 mm、振幅忠実度1.9 dB、データ収集速度19.5 Hz:HTHA欠陥を明瞭に表示
2. すべての角度をカバー:フルマトリックスキャプチャ(FMC)で収集した高分解能TFM画像は、幾何学的に正しいため、欠陥の位置と方向を容易に把握することができます。 最大4つの異なるTFM伝搬モードで画像を同時に表示して比較できるので、難しい方向でも欠陥をとらえやすくなります。
3. 比較して確認:先進の新しいソフトウェアツールにより、検査のあらゆる工程で利点を享受できます。
- スキャンプランを忘れたことはありませんか? そんなときは、内蔵のウィザードを使って現場ですぐに作成しましょう。 ビームシミュレーターを使用すれば、現場にいながらTFMゾーンを含むビームの可視化や、必要に応じて調整ができます。 スキャンプランには、検出感度の最高点から、検出されていない範囲までを示す、Acoustic Influence Map(AIM)ツールが含まれています。
- 検出中に、同期する「分割画面」表示を使い、最大4つの異なる伝搬モードで結果を比較できます。 これは、欠陥タイプの確認と特性の把握により、サイジングカーソルを配置する場所を正確に決定し、深度測定の精度を改善するのに役に立ちます。
- 検査後、OmniPC™データ解析ソフトウェアを使用して、画面上で2つの異なる検査ファイルを同時に比較することができるようになりました。 この機能は、溶接部の2つの側面を並べて表示したり、以前の検査で見つかった欠陥の経過を把握したりする場合に役立ちます。
4. 求められるスピードに対応:多群データの可視化、大きなファイルサイズ、800%の高振幅範囲、合理化されたメニュー構造は、検査の効率化に貢献する機能のほんの一部に過ぎません。 TFM画像を含む、柔軟性に優れた高性能データ解析ツールも、分析スピードの向上に役立っています。
5. 設定時間を大幅に短縮:各種設定を容易かつ効率的に行えるので、すぐに作業を開始できます。
- 改善された高速校正(感度、時間補正ゲイン(TCG))
- 同時マルチグループ設定
- 保存済み設定における校正検証のシンプル化
- 簡素化されたTOFDメニューで、不要な手順を省きます。
機能の詳細を閲覧
関連コンテンツ
ビデオを見る:OmniScan X3フェーズドアレイ(探触子)機器(TFM/FMC対応)
トータルフォーカシングメソッドの使用によるフェーズドアレイ超音波イメージングの改善
お問い合わせ