当社のチームは、カナダ・トロントでのカナダ探鉱者開発者協会(Prospectors and Developers Association of Canada: PDAC)の年次総会から戻ったところです。 PDACは、年間を通して最もよく知られてた鉱業展示会のひとつで、当社としてはお客様との情報交換を通じて、業界の現状について直接知ることができるので、いつも楽しみにしています。 今年は明るい話題が多く、こうした話が聞けるのはいつも嬉しいものです。
当社のお客様はこの1年を通して忙しかったようですが、それは私たちも同様です。 以下、当社が取り組んでいる資料の一部をご覧ください。
鉱山 / 地質の最新ニュース
ポータブルXRFによる進化したコバルト分析
過去12か月におけるコバルトの価格下落にもかかわらず、ポータブルXRFを使用した探鉱試料のコバルト検査に依然として大きな関心が寄せられています。 この需要に対応するため、当社ではニッケルや鉄の存在下で低レベルのコバルトを測定する際のスペクトルの重なりといった課題を克服する、特別な校正手法を開発しました。 この新しい校正手法に関しての、オリンパス・オーストラリアのSimon Baileyによるプレゼンテーションをご覧ください。
Vanta™Geochemテクニカルチュートリアルシリーズ
新しいアプリケーションノート
黒鉛の探鉱、採鉱、抽出用のポータブルX線回折装置
オリンパスのポータブルX線回析装置(
クロム鉄鉱石のマッピングを迅速に行うためのポータブル蛍光X線分析計(pXRF)
当社はつい先日、ロシアのクロム鉱床で行った、ポータブル蛍光X線分析計(pXRF)を使用した白金属およびレアアース元素(REE)の解明の有効性を実証するケーススタディを公表しました。 詳細な投資回収(ROI)分析を実施して、従来型のラボの手法と対比した、pXRFを使用した場合の価格を算出しています。
チームの紹介:Brendon
オリンパスの工業用顕微鏡の専門家(および地質学者)であるBrendon Johnsonが2019年に初めてPDACに参加しました。 Q:初めてのPDACはどうでしたか? 想像していたのと違いましたか? A:PDACは間違いなく毎年恒例の最大かつ最も重要なイベントで、鉱業関係者によって大々的に宣伝されています。 ですから、それを実際に確かめたいと思っていました。 実際、PDACは期待以上のものでした。 PDACの規模と特集 | Brendonはアリゾナ大学とサンノゼ州立大学で地質学を学び、 |
Q:あなたにとって最も興味深かった点は何でしたか? A:お客様が興味深いサンプルを持参して、課題解決の相談をいただくことがよくあります。 PDACでも、ある方がブレスレットの1cm四方の金属プレートに印字されたヘブライ語聖書全体を、当社の顕微鏡で解読できるかどうか確かめるために立ち寄ったのです。 金属片に印字された文字は、高さが約3ミクロンであることが分かりました。 私たちは同僚の方にも見ていただけるよう、何枚かの画像をそのお客様に送りました。 その他にも、Core Shackを見学したり、岩石やコアを観察できたことが非常に興味深かったです。 | お客様の金属片に印字されたヘブライ語聖書の顕微鏡画像 |
Q:オリンパスの顕微鏡について、ブース来訪者に最も多く尋ねられたことは何でしたか?
A:最も多い質問は、「この顕微鏡はいくらですか?」でした。その他には、表示されているのがどのようなサンプルで、その地質学的状況や実用性がどのようなものであるか、非常に興味を持っていました。 このような場では顕微鏡自体は大抵それほど興味を持っていただけませんが、表示していたサンプル画像はとても人気がありました。
Q:来年も参加しますか?
A:はい、この展示会はオリンパスにとって多くの可能性をもたらしていると思います。 展示会は
地質調査用顕微鏡について詳しくは、Brendonにご連絡ください。
当社の双眼鏡プレゼント当選者の方、おめでとうございます。
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PDACで特集された鉱山/地質用製品
現場での迅速な元素測定用 Vantaポータブル蛍光X線分析計 | フィールドでの鉱物分析用 TERRA®ポータブルX線回折装置 |
地質試料向け高画質 BX53顕微鏡
来年のPDACでお会いするのを楽しみにしています。 最新の投稿の通知を受けるには、ブログに会員登録してください。
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鉱物探査プログラムでコスト効果の高い決定を可能にするpXRFのパワー