工業用内視鏡検査と聞くと、多くの人は航空機エンジンや風力発電タービンなど、大型の機械や構成部品を思い浮かべるでしょう。 しかし、ビデオスコープが自動車エンジン内部の観察でも重要な役割を果たしていることをご存知ですか。
当社が新しいIPLEX™ GX/GTビデオスコープを発売した後すぐに、ドイツの大手自動車OEMの研究開発(R&D)チームがこの新商品を使用して、一晩中テスト運転し終えた新しいエンジンの内部を観察しました。
本日のブログでは、その検査で当社のビデオスコープがどのように役立ったかをご紹介します。
ビデオスコープによる自動車エンジン欠陥の検査
厳しい条件でエンジンを検査すると、エンジン内部にさまざまな小さい欠陥が見つかる場合があります。 小さいながらも、こうした欠陥は、エンジンの製造時またはセットアップ時の問題を早期に警告する重要なサインであることが多いです。 ビデオスコープを使用すれば、内部を迅速かつ容易に観察できます。特に、エンジンを分解したくない場合に有用です。
多用途のビデオスコープで収益を生む
IPLEX GX/GTシリーズを始めとするオリンパスの多用途ビデオスコープが、自動車産業においてどれだけ有用かを示す上で、エンジン検査は格好の例といえます。 研究開発に限らず、製造、品質管理(QC)、および稼働中のどの検査でも、IPLEXが提供する高輝度と容易な操作性の恩恵を受けられます。
このような利点によって検査が合理化され、耐久性と信頼性を備えたエンジン(そして最終的には利益)を生み出すことができます。
エンジン検査における多用途ビデオスコープの使用方法の詳細は、アプリケーションノートIPLEX GX/GT—自動車OEMにおける高速で信頼性の高い検査(英語)をご覧ください。
また、IPLEX GX/GTビデオスコープの利点についてはここもご覧ください。