アプリケーション
一般的に被服の材料となる生地は綿、麻、羊毛、カシミヤなどをはじめとする天然繊維と、アクリル、ポリエステルなどの化学繊維に大別されます。これらの繊維の表面状態は吸水性、吸湿性、保温性、染色性、肌触りなどに影響します。繊維の性能向上や品質管理の上で、これらの繊維のミクロな表面形状を管理することが非常に重要な意味を持つようになってきています。
繊維の表面の形状は非常に微細なものなので、電子顕微鏡による観察が一般的です。しかし、電子顕微鏡では観察に手間がかかってしまう上、表面粗さなどの定量評価に向いているとはいえません。また、繊維自体も非常に繊細なものなので、できるだけダメージを与えないような品質評価方法が求められています。
オリンパスのソリューション
オリンパスの3D測定レーザー顕微鏡LEXTでは、繊維の表面の3次元的な観察や粗さ測定が可能です。高N.A.の専用対物レンズと、405nmレーザーの特性を最大限に引き出す専用光学系により、繊維の曲面の形状も綺麗に捉えることができます。
人毛
対物レンズ 50X | 羊毛
対物レンズ 50X | カシミヤ
対物レンズ 50X |
ポリエステル
対物レンズ 50X | アクリル
対物レンズ 50X |






