リチウムイオン電池イメージ
アプリケーション
リチウムイオン2次電池は現在ハイブリッド車、電気自動車の駆動用電源としても使用されており、製品品質として、電池の過熱、発火が問題とされています。問題の大きな原因の1つとして、製造工程で混入する金属コンタミネーションによる電気的ショートが上げられます。そのため、製造工程でのコンタミネーション解析が重要視されています。しかし、従来の解析方式では以下の問題が発生する可能性があります。
- 顕微鏡を使った解析を行っていない場合、発生したコンタミネーションの総重量は把握できても1つ1つのコンタミネーションの大きさを知ることができない。
- 多数の被検体を検査しなくてはならず、検査時間が長くかかってしまう。
- 現在保有している検査装置のコンタミネーションの検出能力が低く、データに信頼性がない。
オリンパスのソリューション
コンタミネーション解析システムCIX100による検査。
商品の特徴
- 工業顕微鏡を母体にしているので、コンタミネーションを画像として認識し1つ1つの大きさを測定することができます。
- コンタミネーション解析専用装置なので、1つの被検体の検査が非常に早くおこなえます。
- オリンパスの工業顕微鏡のレンズを採用しており、微小なコンタミネーションを検出することができます。
画像
コンタミネーション解析画像