製鉄所イメージ
アプリケーション
製鉄所では油圧で駆動する生産設備が多数あります。設備の作動油には設備の駆動等から発生するコンタミネーションが混入します。その汚染度は国際規格、社内規格によって管理されます。規格に沿ったコンタミネーション管理を行う事で、一定した状態で設備を稼動させることができます。しかし、電子はかりやオイルパーティクルカウンターによる解析では以下のような問題発生の危険性があります。
- 電子はかりでコンタミネーションを解析している場合、コンタミネーションの総重量はわかるが、個々のコンタミネーション情報はわかりません。
- オイルパーティクルカウンターで解析している場合、金属・非金属の分類や形状による分類はできません。また、液中で重なっているコンタミネーションを数え間違うおそれがあります。
オリンパスのソリューション
コンタミネーション解析システムCIX100による解析
商品の特徴
- 工業顕微鏡を母体にしたシステムですので、個々のコンタミネーションの形状、サイズの高精度な情報を得ることができます。
- 独自の光学系によって、コンタミネーションの金属、非金属を1回のフィルタスキャニングで分類できます。
- 工業規格NAS1638/ISO4406,4407/NFISO21018,NF E48-651,48-655に対応しています。また、ユーザー独自のクラス分類を設定する事も可能です。
画像
コンタミネーション解析画像例