今年のAnnual Iron and Steel Technology会議(AISTech)では、たくさんの製鋼業界のお客様とお会いして知識の共有や、私たちの最新技術をいくつか紹介することができました。
Vanta™ハンドヘルド蛍光X線分析計によるスラグの分析は注目を集めました。私たちのブースを訪れた多くの方々にとって、Vanta分析計を溶解炉の近くで使用してスラグを測定し、バッチ条件をほぼリアルタイムで調整できるということは驚きだったようです。素早く測定できる分析計のおかげで数回のテストを行うのは簡単で、測定結果の平均を取ってスラグの不均質さによるばらつきを克服できます。
スラグのような加工材料の分析は、鉄鋼業界の人々にとって課題の1つでした。また、注目を集める課題には他に以下が挙げられます。
- 鉄鉱石、スクラップ、石灰岩などの原料の分析
- 完成品や合金鉄の分析
- 材料の均質性
- リアルタイムの結果
展示会では、我が社のアプリケーションエンジニアリングマネージャーのAlexが2つのプレゼンを披露しました。1つはスラグ分析について、もう1つはクラウドが製造検査をどのように変革しているかについてです。見逃した方は、以下でチェックしてみてください。
ハンドヘルド蛍光X線分析計を使用した鉄鋼スラグの工程内モニタリング
鉄鋼スラグのモニタリング用Vantaハンドヘルド蛍光X線分析計
クラウドベースによる検査装置の工程管理
IoT(モノのインターネット)とクラウド時代における製造業の検査テクノロジー