オリンパスにおいて、アプリケーションエンジニアは貴重な知識とサポートの源です。 彼らの仕事をよく理解していただくために、チームメンバーの紹介を分析装置(ANI)部門から始めます。 1人目は蛍光X線(XRF)のスペシャリストであるディロン・マクドウェル氏、続いてXRFおよびXRDのアプリケーションエンジニアであるアンドリュー・カルダモン氏を紹介しました。 XRFのもう一人の専門家アレックス・サーストン氏は、Vanta™ハンドヘルド分析計シリーズなどの製品の責任者です。 アレックスについて、Q & Aで少し見ていきましょう。
Q:オリンパスでの日常業務はどのようなものですか?
アレックス:私の日常業務としては、ANI製品をさまざまな用途で使用する販売員とエンドユーザーの両方に対して、技術的なグローバルサポートの問題を解決することが挙げられます。 データセット解析の形を取ることがあり、ソフトウェアでバグを修正したり、リモートで現場の装置をサポートしたりします。 現場に関する問題の解決に加えて、新たに開発されたソフトウェアや機能が、当社の装置に求められる改善点に一致するかどうかを確認する仕事も手伝っています。
Q:あなたの学問的・職業的バックグラウンドを教えていただけますか?
アレックス:材料理工学の理学士と理学修士の両方を取得しています。 専門的なキャリアは、北アメリカ最大級のいくつかの金属処理会社で冶金技師としてスタートしました。 そこから、電子機器製造と高合金金属鋳造へと続きました。 経験の中で、非常に特殊な技術検査や分析機器を使用したことが、現在扱っているANI製品ラインに関する大きな基盤となりました。
Q:材料科学とXRFの分野に関わるようになった経緯を教えてください。
アレックス:私はいつも何かをゼロから作り出すことや、日常的に使う製品が世界でどうやって作られるかに興味を持っていました。根っこにある好奇心から材料科学を専攻に選ぶことになり、あらゆる産業プロセスで材料をどのように処理して利用するかを学ぶことができました。
Q:オリンパスでどのようなプロジェクトに携わっていますか?
アレックス:長期的なプロジェクトとしては、お客様の期待する性能の観点から新しいANI製品を検証しテストすることが挙げられます。 私のグループは、お客様からの現場のフィードバックを収集しソフトウェアチームやRチームですぐ実施可能な項目に変換することに関係しています。
Q:XRFテクノロジーについてほとんど知られていない面白い事実は何ですか?
アレックス:私が思うに、蛍光X線は宇宙のどこでもXRFとして概ね機能するということが、このテクノロジーのすごいところです。 真空中、大気中、水中、さらには火星でも機能して、関連情報をオペレーターに提供できるのです。
Q:XRFのお気に入りの特殊用途はありますか?
アレックス:XRFの最大の市場は金属分析です。 多くの金属は今日の市場で高い価値を持っているので、材料の売買に関して無節操な面につながります。 XRFは材料の真の組成や配合を数秒で高速判定する貴重なツールですから、偽造などの問題を回避するのに役立ちます。
Q:仕事のどのようなところが好きですか?
アレックス:お客様に「はい、できますよ」と言えることです。 この発言は、難しい分析アプリケーションから、数多くの作業環境でANI装置が使用可能であることまで、広く及びます。
Q:休日は何をしていますか?
アレックス:家族と旅行したり、料理したり、あとは音楽に関することをしています。
Q:XRFユーザーに何か使用上のヒントはありますか?
アレックス:ウィンドウを清潔に保ち、バッテリーを充電し、装置を試料に近づけることです。
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