Veracity Technology Solutionsは、2006年から発電、軍事、航空、航空宇宙市場に非破壊検査（NDT）サービスを提供しています。 同社が力を注いでいるのはガスタービン検査で、発電装置部品をあらゆる面で検査します。
同社には、NDTのトレーニングと認証を民需産業のほか軍需産業に提供するトレーニング部門もあります。 さらに、Veracity社の社員の多くは退役軍人であり、HIRE Vets（退役軍人雇用）プログラムにより退役軍人の雇用と専門的能力の開発への取り組みを認められています。
ガスタービン検査におけるビデオスコープとボアスコープの使用法
発電市場において、Veracity社が提供している主なサービスの1つが、ガスタービンや蒸気タービンの工業用内視鏡検査（RVI）です。 通常、ガスタービン検査は稼働時間数やモデルに応じてスケジュールを組みます。 また、原因を特定するために緊急の検査が必要な場合に、強制的または計画外の改良や機能停止が発生することがあります。
「IPLEX NXビデオスコープを使用する検査の約90％はガスタービンが対象です」
ガスタービン検査では、ボアスコープ技師がオリンパスIPLEX™などのビデオスコープを使用し、挿入管の先端部をタービンエンジンに挿入します。 ブレード、ベーン、燃焼室などの重要エリアまでナビゲートして、問題を起こす可能性のある、または既に起こしている損傷や腐食を表示します。
Veracity社の検査サービスの改善
Veracity Technology Solutionsの営業開発部長Scott Kennedy氏は、この業界で29年に及ぶ経験があります。このほど、同席しお話を伺う機会があり、IPLEX NXビデオスコープがVeracity社の検査のレベルアップにどのように役立っているかについて尋ねました。
Scottによると、過去にRVI機器を使用した仕事のうち難易度が高かったものに、まとまったレポートを迅速に発電施設の所有者とオペレーターに提供する作業がありました。 また大抵の場合、検査員は検査を現場で見守る所有者/オペレーターと直接やり取りする必要があります。
IPLEX NXビデオスコープを購入後、Veracity社の提供するサービスが改善されたため、業績の急速な伸びが見られたとScottは言います。 従来のビデオスコープと比較すると、IPLEX NXビデオスコープの先進機能は、検査中と検査結果のレポート作成時のどちらにも効率化をもたらしました。
Veracity社におけるIPLEX NXビデオスコープの3つの主な利点
Scottによると、IPLEX NXビデオスコープがガスタービン検査を実施するための重要な資産である理由は、以下の主な特長にまとめられます。
1. スクリーンサイズと画質
Veracity社の検査技師と作業現場の担当者のどちらも、IPLEX NXビデオスコープの大型スクリーンと鮮明なイメージング機能による最適な画面表示を評価しています。 この点が役に立ったことは数多くあるとScottは言います。 自分はタービンデッキに立ち、数メートル離れた位置にいるプロジェクトマネージャーにスクリーンを向ければ、画面上で簡単に対象箇所を見て理解できます。
2. 操作性と計測の容易さ
計測作業は大型のタッチスクリーンで簡単にできるので、検査技師の業務が効率的になります。 その結果、現場のプロジェクトマネージャーへのレポート提出も格段に速くなります。 IPLEX NXビデオスコープのスポットフォーカシングやスポットレンジングなどの機能も、検査員が計測にかける平均時間の短縮化に役立ちました。
3. より包括的なレポート作成
あらゆる検査の最後には、検査結果と推奨事項を記載したレポートが作成されます。 Veracity社が顧客に提供する検査結果レポートの改善に寄与したのは、画質と、フォルダーに楽にナビゲートして組み込む画像を取り出せる機能です。
「この装置を見れば自ずとわかるので、顧客もその利点を大いに評価しています」
Scottは次のようにまとめます。「この装置を見れば自ずとわかるので、お客様もその利点を大いに評価しています。 当社において、IPLEX NXビデオスコープは認証されたボアスコープ検査員のための強力な装置でありながら、施設技師が単純な部品検査での使用方法を容易に習得できます。 業績を向上させるとともに、お客様によりよいサービスを提供するための素晴らしいツールです」
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