リニアアレイスキャンを最大限に活用するために、最低でも32個の振動素子が使用されます。一般的なのは64個の振動素子の使用です。振動素子数が多くなるとその分大きな開口幅を形成することができます。その結果、感度およびフォーカシング性能を高め、さらに検査範囲を拡大することが可能となります。超音波フェーズドアレイ探傷装置は、マニュアルまたは自動認識によって、フェーズドアレイプローブとウエッジの基本特性の入力が必要になります。従来型の超音波(UT)設定であるパルサー、レシーバーおよび測定ゲートの設定に加えて、超音波フェーズドアレイ(PA)では超音波ビームと電子ステアリング(フォーカルロウ)の特性も同時に設定する必要があります。
ユーザーが実施すべき入力:
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